研究班の概要
精神科では、薬物療法と精神療法が治療の両輪となり、それらをうまく組み合わせ、一人ひとりの患者に最適な医療を提供することが大切となります。
当研究班は、主に気分障害・不安障害・ストレス関連障害に対する各種治療の治療反応機序解明を目指す研究と、新しい治療法のエビデンス創出や臨床現場への実装を目指す研究に取り組んでいます。
私たちが目指しているもの
- 私たちは、臨床医・医療者が臨床現場で抱いた疑問を研究により明らかにし、臨床現場に還元し、evidence practice gapを乗り越えていく姿勢が重要であると考えています。
- 私たちは、広い視野とチームワークを大切に診療の向上に資する診断・治療研究を推進し、研究成果を国内外に発信し、より良い精神科医療を提供できる社会を目指しています。
研究紹介
エビデンス創出・臨床現場への実装を目指す
- うつ病認知行動療法の医療現場実装に関する多施設共同研究(INITIATE研究)
- 反芻焦点化認知行動療法開発研究(RFCBT)
- 適応反応症の治療開発研究
- うつ病診療ガイドライン普及研究(EGUIDE)
治療反応機序解明を目指す
- 脳機能画像を用いたうつ病認知行動療法の治療機序解明研究
- うつ病治療転帰追跡研究(コホート)
- 難治性うつ病に関する研究(CBT, TMS)